スクリャービン

ピアノが湿気で全然鳴らないのと、スクリャービンが頭の中でわんわん鳴るので、神秘主義を経てプロメテウスへ。

やっぱり何が何やらさっぱりわからぬ。

アッチの試験でスクリャービンのコンチェルトを弾いた。

まだロマン派に傾倒していた頃の作品で大変美しい。テクニック的にそんなに難しくなく弾きやすい。

素敵な曲!良かったわ!とイスラエル人マダムに褒めていただいた。

一方、神秘主義にハマり、踊り、色や香りを使って総合的に精神を表すプロメテウス‥

ひとつだけ出した音はコレ

神秘和音。

一応、知識として。

アレクサンドル・スクリャービン

19世紀ロシアの音楽家。貴族のお坊ちゃんで、ピアノをルビンシュタインに習う。モスクワ音楽院でラフマニノフと同級生。神秘主義(神様や宇宙を、その絶対性のままに、自分の内面で直接体験しようとする立場)に傾倒。

うーむ、どっぷりその人の世界に入られちゃうと凡人には全く理解できない‥でも、聴いていると不安な第六感的。寝ながら聞くのは危険!

ショパンがね、ある貴族のお姉さんに「僕の音楽は美しいですか?」って聞いたら「はい、美しくて大好きです」って答えた。そしたらいきなり怒って「ボクの音楽は美しいだけですか⁈」って泣いちゃったんだって。メンドクサイ男ねぇ。

ハイドンはベートーヴェンの先生です、とドリルで英語を書いた子たち。実話です。

これくらいの方が音楽家を身近に感じられますね。