参考までに2

美男美女にまだこの曲やってるんです的なことをつぶやいていただきました。

2人とも真面目だもん。

ほんとにいろんなことに真剣に取り組んでくれるからこそ、本当に困りつつ聞いてくださったんでしょう。

大きな曲って一生かかって仕上げるんだよ。

何度も本番をこなしてレパートリーにして、何度にレッスンに持っていって、自分の体にしみこませていくイメージかなぁ。

フランクのコラールとフーガやレベルの鏡みたいな曲はもう弾けなくなっちゃったけど、多分バラードとかスケルツオなら練習したら弾けると思う。

あくまでも音を出すだけね。ちゃんと演奏するなんてことは一生かかったってできないけれど。

何度も本番踏んだから大体の構造が頭に入っています。

それをちょっと楽譜見て引っ張り出す感じかな。

1番初めに舞台で弾く曲はどんな演奏になるか未知数です。

本番中に自分に何が起こったか、どんなところでどんな気持ちで弾いていたか、なんかを冷静に見てくると良いと思います。

本番失敗しちゃったとか、レッスンで丸がつかなかったとか、そんなことは些細な問題です。

レッスンで弾いたときにどんな心理状態になったのか、それがどんなふうに音に影響したのかってことをよく自分で冷静に判断してほしい。

レッスンもコンクールも先生も全て自分の糧にしていくものです。踏み台になる気満々なんです。

あなた方が「?」思った事は大体我々は経験しています。

わからないことや怒れちゃうことがあったら絶対に口で聞いてくださいね。

口に出してくれないとわからないからね。

ベートーベンの後期のソナタ30番だったかな、をチャラっと練習してレッスンに持っていった時、先生に軽く鼻で笑われたことを思い出します。

その時には何故かわからなかったけれど何年も経ってからもちろんわかりましたとも。

深いね。勉強してるってほど勉強なんかしてないけどそれはわかりますねー😅

リストが好き。