暗譜が得意なのは漫画を隠し読む為に発達したワザ。

すごく音楽が好きでいてくれる人や、ピアノを弾きたいと思ってくださる方を前にすると痛感すること。

正直うらやましい‥

そりゃあんな音を出したいとか、あんな風に弾きたいとか思った瞬間はあったけれど、

9割9分めんどくさいなとか、しょうがないなとか、勉強をしていかないならピアノぐらい弾かなきゃなとか思って弾いていました。

それなりに弾けなくてわあわあ泣いて練習したけどね。

もう練習終わったの?とか、
先生に言われたことまだ直してないの?
よっぽどの馬鹿じゃない?とか、

サボっているのが見つかると般若の形相した母が隣にいなければ練習しなかったであろうと思います。

ピアノは気付いたら弾けていた。
気付いたら勉強よりは多少マシだった。
と、言うよりどのように聞かなくてはいけないかという回答が頭の中にあった。

みんな、中間テスト頑張ってね。

好きで音楽を選んだ人間でもウンザリ渋々嫌々ため息ついて弾くんだからさ。

漫画を背中に挟んで長ああぁァ〜いトイレ休憩取りながらまた怒鳴られて練習するワケよ。

勉強大変だろうな。諦めて頑張んなさい。