予選本選ともに、演奏時間のせいか若干上手く誤魔化せるのかも?説が自分の中では浮上。
入試と圧倒的に違うのもその点だと思っています。
ある程度まとまった時間弾くとぽろっと素が出るんだよね。
一つ一つは上手くまとまっているけれど4曲組み立てると同じ弾き方が故に退屈になってしまう、勢い良く弾いてるものの音の処理が甘い、などなど。
さすがに大きなミスや事故を起こすような子はいなかったけれど、その音出すの?とか、その表現あり?と感じる演奏もありました。
昔リサイタルを準備してた時、45分、1時間半、退屈せずに聞いていただくにはどうしたら良いのかと本当に考えました。
ミスがあるとかないとかもうそういう話ではなく、大事な時間を割いていただいたその対価に値する演奏など私には不可能!と投げ出して今日があります。
そして作曲家の意図を理解してそれを表現するにはあまりにも自分の頭は悪すぎる、といろいろ悩める葦だったわけですよ。
今思えばそんなおこがましい事考えなくても自分なりに精一杯勉強すればいいのにね。ま、結局のところ、逃げたのよ。
すごく勉強になった。
そしてまた原点に戻ってくる。
ゆいちゃんがベスト賞を受賞されました。
おめでとう、本当によく努力なさいました。