今日は教室の在り方と音大生の進路についての
セミナーを聞きました。
以下覚書。
技術を教えているようで
生き方、考え方そのものが伝わっている。
コンクール入賞など目先の目的ではなく、生涯を通して音楽を勉強することそのものが、まさに文化と言うものである。
考え方1つで人生が変わる。
1つの同じことを長い間続けられていること。
大人と1対1で向かい、自分の意見を言えること。
何ヶ月も綿密に準備を重ねた曲を、たった1人で舞台に立ち、人前で演奏できること。
挨拶や礼儀を持って人と接することができること。
アンサンブルを通して人とのコミニュケーション能力が高くなること。
知らず知らずにこのような長所を身に付けていることを、将来的に自分の武器にできると自覚するべきである。
必ず人生に役立つ技術と知識を手に入れている。
これは本当に感じます。
身につけた技術や知識は決して盗まれない。
帰国し、この仕事始めた時、いわゆる「普通の仕事の人」がとても羨ましかった。
こんな日雇い労働のような(!)不安定な仕事に就くとは思っていなかった。
何十年も前だったこともあり、結婚したらしたで、実母はピアノを辞めて母親業に専念することを希望していた。
仕事してもいいが、家族に迷惑をかけないように。いいじゃない、お小遣い稼ぎで。
パートに出てると思えば楽なもんじゃない。
母には感謝しているが、この言葉には何度も反感を覚えました。
3つの頃から毎日欠かさず練習をし時には命をかけて、という位の気持ちで臨んだ音楽。
(そう大した演奏ができるわけでもないけどさ!)
今、仕事は
自分の幸せと人生のためにしています。
純粋に私の音楽と彼らの音楽を
化学反応させて良いものを作りたい。
それで彼らと、彼らの大切な人が幸せであれば、なお良い。
と、熱く語っていたら、本日体調不良で学校欠席している娘の担任の先生から電話。
明日が検尿の期限日だから検尿カップを取りに来いとな。
えーッ。めんどくさーい。行きたくなーい。