懐かしい講評もらってきた子がいます。
ものすごくたくさん弾いているから、たくさんたくさん文句はあるけれど大変流暢に聴かせます。
自分が何をしたいかもわかっている。
それとみんなが良いと思う演奏と折り合いをつけるために一生懸命に学んでいます。
あなたの印象は良くも悪くもあなたでしかない、ワタクシ何度も言われた言葉です。
本番がある子にはよく言うけれど、愛してくれるみんなが聴いてくれる場以外は弾けているのが当然。
学校の試験は間違いがなければ満点が取れるけれど、ピアノは満点をとってからどれだけ魅力的に聞こえるか考えるのが評価を分ける。
私だったらそんなふうに弾かない、もうちょっと上手く弾けるよ。先生はそう思うかもしれないけど私はそう思わないから。みたいに勉強してきました。
その時代その作曲家は何を言いたかったのかよく考えてごらん?と言われた時に思いました。
そんなの関係ねぇ!
まぁ所詮、自己満足の世界だったわけですが。
いろんな関わり方があるからね。
すごくフラットに言ってしまえば、自分が望む曲を自分が望む時に望むように弾けるのが1番幸せじゃないかと思う瞬間が多々ある。
とは言えコンクールです。1年にいっぺんぐらいは頑張ってください。
弾けているのは当たり前です!
良くするのは自分です!