夏にコンクールがある子、もう大体弾けてます。
課題曲正直難しくないよね。
何を伝えたくて弾いているなれるのかな?っていつも思いながら練習してください。
やっぱり心を打つ方演奏はみんなわかる。
楽譜に書いているから大きくするとか、3時間も4時間も練習したとか、そういうことじゃなくて。
本当にその音楽を感じれているか、
音が持つ意味をどうやって人に伝えられるか、
ってところなんじゃないかなって思います。
お客様に聞いていただく演奏にするためには何度も何度もさらわなくちゃならないけど、ぼーっとたくさん弾いていると下手になっちゃうからね。
どの部分が好きでこれを選んだのか、
どんなところをみんなに聞いてもらいたいのか、
自分が1番すばらしいと思える演奏は何なのか、
って言うのを常に頭の中に置いていてね。
綺麗事に聞こえるけど、綺麗事じゃないんだよ。
本当にその曲が手に入ってるかどうかは聞けばわかるんだから。
わかるからこそピアノの先生やピアニスト、ひいては審査員を務めるんだよ。
苦しむことが努力じゃないからね。
どうやったら楽しさを見いだせるか探すことが努力なんじゃないかなって思います。