お疲れ様

レッスンコンクールレッスンコンクールレッスンの怒涛の二日間でした。

眠るのが嫌いなタイプの人間ですが、こういう日は数回目を覚ます程度で朝まで寝られます。

会場によってレベルに差がありました。

選び抜かれた音を並べる人がたくさんいる会場、いつも通りの会場、ちょっとしたマイナスの感情が伝染しちゃう会場、いろいろありました。

メンタル、メンタル、メンタル、感じました。

昨日の知立での演奏では、ある程度弾けているのであろうが、ちょっとしたことで自信がなくなって崩れていく子を数人見かけました。

ギリギリまで努力する、できるだけのことをすることがメンタルを支える唯一の方法です。

あの時もう少しできたんじゃないか、あの部分は弾けるだろうか、と弱気になったらあっという間に喰われてしまう。

ピアノだけじゃない、何事でも同じなんだろうけど。

本番が思ったようにはいかない事は私たちが1番わかっています。

腰が浮いて手が鍵盤を捉えられなくなり、焦れば焦るほどミスタッチが増えて集中力がなくなって最終的には投げやりに演奏する、なんて事は経験してみなきゃわからないこと。

だから、たかがコンクールなんです。

経験したものを次に生かせることが1番大事だと思う。その経験が1番財産なんだと思う。

何ができて何ができなかったのか、今どんな事を感じたのかということをきちんと頭の中に叩き込んでください。

何十年も前だが、それぞれのコンクールでの気持ちは今でも覚えている。

誰が何の賞もらったなんて事は一切覚えていないが。

ゆかりちゃんの緊張した顔だけは覚えている。笑

えまさん、ゆうとさん、ゆいさん、受賞おめでとう。真摯に向き合ってらっしゃいました。