発表会の曲が多い理由

多いでしょう?

初めて発表会に出る子びっくりしたんじゃないかしら。

本番が終わった後の子も 3月に本番を抱えてる子も大変でしょ? 違う曲だもの。

ちょっと自分のことを振り返ってみてください。

曲が短くて簡単だったらすごく上手に弾けるかしら?感情表現をしたり音色を研究したりするかしら?

もちろんそういう人もいると思います。

でも、おそらく仕上がり具合は目くそ鼻くそ(失礼) 同じだと思うのよ。

コンクールに出演時、深く掘り下げて練習した経験のある人は、短時間でたくさんの課題のクオリティーをあげてください。

そういう経験が少ない人は、たくさんの課題をこなし、最後まで楽譜に書いてある事をきちんと弾き、「上手な」演奏をしてください。

曲が長ければ長いほど難しければ難しいほど、目に見える課題があると思います。

止まらない、間違えない、リズム感、呼吸、強弱記号、集中力を保つ、気持ちを込める。

ここら辺まではすべての人にすべての曲でやっていただきたい。

当然練習時間が長くなります。してやったりです。

少し無理をします。無理をしないと伸びません。

あと 1週間。何が何でも間に合わせてね。

うちの息子、目くそのほうがいいらしい。どっちも嫌なんだけど… 。

放心中。寒いので稽古に行きたがらない。お母さんにあの床の冷たさがわかる?とのこと。

惨めな演奏しかできない息子を持つピアノの先生の気持ちがわかる?と。母の勝ち。