弾きすぎて手を痛めちゃってる子がいます。
ピアノは体を使って弾くものなので勿論メンテナンスが必要です。
特にエチュードの練習は気をつけなきゃならない。
手を痛めちゃうとしばらく弾けなくなっちゃうから何とかしてそれは避けなきゃ。
小さい子供でもなるんだよ。
2年生の時だったかな、Yちゃんがそうだったと思います。
受験を控えている子や本番が近い子なんかは特に弾かないとどうしようもなく不安だと思います。
幸い私は1度も手を壊した事は無い。
上手に力を抜いたり練習方法組み合わせないと集中力も体力も続かないなと思ったので一応計算をして練習をしていたつもり。
まず1番初めに通して、その日の課題を決めます。その後ゆっくりの練習をします。
暗譜と和声の確かめを少ししてから指練習。
今日必ずやろうと思っていたところがあったらそこをこなします。
その後ひたすら通す。ミスタッチがなくなるまで通す。そうすると手が棒のようになってしまいます。
その後左手だけの練習をしたり、他の曲の後半部分から弾いてみたり、片手練習をしたりします。
普段は気になるところを潰してから通しますが、たくさん弾かなきゃいけない時は別。
通し練習の中に部分練習を入れていかないと手が疲れて長い間持ちません。
意外と疲れる曲を3回くらい弾き続けるとうまい具合に力を抜ける部分を見つけることができます。
自分の演奏を録音して楽譜を見ながら確認する、なんていうのも体は休憩をとりつつ頭を働かせることができると思います。
ちょっとの練習で上手になる天才タイプだったのよ〜‥憧れますがそうじゃないです。
人より早く帰ってきて人より1度でも多く練習しなければ上手くならない子供でした。
限られた集中力と体力をどれだけ効率よく使うか。
たくさん通すとたくさんミスをするはずだからモチベーションも下がらず練習する気になります。
こんなにミスするんだから明日もきちんと練習しなきゃ。
でもやればこれだけ楽になるのだからやっぱり練習が必要だな。
自分を納得させながら効率良い練習をできるように頑張ってください。
大学受験の時はバッハが心配で寝れなくなって夜中に練習してたこともありました笑
あの情熱は人魚とともに泡になってしまったわ。