怪しげな説法

よく練習してくる子たちへのアドバイス。

教本(ハノンやチェルニー、メトードローズなど)、バロック(プレインベンションやバッハ)、クラシック(ソナタやソナチネ)自由曲まで色々なジャンルを満遍なくさらえて素晴らしい。

私も全ては見きれず、何週かに分けてレッスンしています。

だからこそ、一度で直してきて欲しい。

あなた方に出す宿題は楽譜に書いていない事。

楽譜にある事はできていなくとも自分でキチンと分かっていて、どうやって練習したら良いかも理解しているので心配していません。

問題は楽譜にない事。

強弱やアーティキュレーションはそれぞれ人によって違います。

強く!弱く!ではない色々な音色が必要です。

まず自分の演奏を固めないと、どこをどのように直してくるのか分からない筈です。

日替わりランチ定食ではなく、固定メニューの決まった味で持ってきてください。

自分の出した音を記憶してから、レッスンで出した音を記憶して再現する練習をしてね。

今どう弾いた?どうしてそういう音を出したか説明して?って言われて眉間にシワが入らないようにね。

私ってよく練習する子?ってママに聞く前に今日の練習を終わらせましょ。

よーく音を聴いて練習してね!