頭が悪いから小難しい作品は無理

ここ2日、韓国でバズっている日本の無名歌手にハマって、ずっと1人涙ぐみながら歌謡曲を楽しんでおります。

強制的に巻き込まれるから家族もしっかり影響受けております。

娘が急に歌い、ピアノを弾き始める。笑える。

息子は来世は画家になりたいそうです。柴崎先生。

みんなね、違う意味で涙ぐみながらイヤイヤピアノを弾くでしょうけどね、大人になってから必ず回収できるから。

子供の時に弾いた曲は覚えているものです。

娘は弾かなくなって10年経つけど、子供の時に恐ろしい母に叩き込まれた技術は残ってるようです。

練習曲は、名曲を弾くために練習するもの。
ちょっとでもその退屈な練習が楽になるように考えられて作られてる。

練習力だけ弾いて、何百年もかけて人が選んできた作品に触れないともったいないと思うな。

その道を目指す人は、うまく弾いてやろう、私はすごいだろう、と見せつけるんじゃなくて、どんなにこの曲が美しいかを分かってもらえるように弾きたいものですね。

その他の私たちは、うまく弾けなくてもいい。

ちょっと辛い時、自分を慰めることができる技術が身につくといいな、と思います。

良い音楽は、政治のぐちゃぐちゃとか宗教のドロドロとか、どうでもよくなるね。

地球の上の生き物は皆兄弟だよ、と言う気持ちになる。